ベンジャミン・ミルピエがオペラ座芸術監督に就任してから最初の作品発表までを追ったドキュメンタリー映画『Relève : histoire d’une création』


shiro白ワッさん
パリで出会ったお友だち。面白そうなことが大好物だけど、淋しがりやでいつも弟の黒ワッさんを無理やりひっぱっていく。

 

kuro黒ワッさん
白ワッさんの弟。姉に連れまわされて文句ばかりのオタク少年。

 


tagosaku

ハロー。みなさん。お元気ですか?ずっと楽しみにしてた映画が公開になったから観に行ってきたよ!!

フランスは映画がなによりもの娯楽だから、チケットが日本と比べものにならないくらいヤーッスイ!会社の同僚の人がこの前見た映画が10ユーロだったんだけど、高すぎるよね?!っていうのに対して、みんな高いー!って反応。

ちょっと映画館の知るところの話しすると、フランスには大きなシネコンにUGCとGaumont と二つがあるよ。たごさくのお家の徒歩圏内にも、UGCが2つGaumontが3つあるくらい、どこの地域にもたくさんあるよ。これに加えて、このシネコンでもやらないようなちょっとアート系よりの作品もたくさん観れる、mk2もパリに数館あったり、そのほかにも、独自路線を行くミニシアターもたっくさんあるのだよ!

そのおかげなのか、午前中の映画チケットが、映画館によるのだけど、5ユーロから7ユーロで買えちゃうのだ!!しかも、たごさくの会社は福利厚生で4,5ユーロでシネコンのチケットが買えるよ。前の前の会社でもこういうのあったから、フランスの会社ではよくあるのだと思うよ。

 

そこで、仕事が忙しくなる前に観たかった映画をいっぱい観てきたよ!まずはこれ、『Relève : histoire d’une création』ベンジャミン・ミルピエがオペラ座の総合監督に就任が決まってからオペラ座で最初の作品を発表するまでの一ヶ月半を追ったドキュメンタリー映画だよ。会社のチケットが使えるUGCとGaumontでやってなかったから、mk2に朝一に行ってきて、6,5ユーロだったよ。50人くらいしか入れないこじんまりとしたスクリーンで、半分くらい女性で埋まってた。3人くらい最前列におじさんがいたかな。

 

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shiro

わー!ベンジャミン・ミルピエ 知ってるー!ナタリー・ポートマンの旦那さんだよねー!

 

 

kuro

げげ!でも今年の夏前にはもう退任するってニュースで流れてたじょ!今期のオペラ座のサイトには、ミルピエの情報が全く消されておるじょ。まるでいなかったかのようにな。年間予約のときに発表されてた彼の作品は、結局中止になったんだじぇ。迷惑なこっただじょな。

 

tagosaku

そうそう。ミルピエがパリオペラ座のバレエの総合監督に就任するってのはすごく驚いたよね!!たごさくは毎年オペラ座の会員になっていて、年間予約をいつもしてるのだけど、去年からの公演されるバレエの作品で、クラシックがずいぶん減って、コンテンポラリーがたくさん増えてたから嬉しかったよ!!

ミルピエは、オペラ座ダンサーの階級を無視して、自分の目で素質のある若いダンサーを16人選び、最初の作品を作り上げたのだ。抜擢されたダンサーたちのオフのときのインタビューに対する率直な感想がとてもよかった!

すごく印象に残ったのは、ダンサーたちと訪れたカフェでミルピエがみんなに話してる場面。3年でパリオペラ座を改革する!って意気込んでるのだよ。この公演の4ヶ月後には退任の発表がされるのだけど、なんだか悲しかったな。

それとミルピエはもっと紳士的な人なのだと思ってたけど、全然ちがってたのは意外だった!穴だらけのTシャツとジャージでいつも事務所とオペラ座を往復してたり、周りの人に対しての受け答えもとても子供っぽい感じ。頭でっかちの古いオペラ座の人たちは苦笑い。でも、若いダンサーたちからはそれが逆に距離を縮めて友人のような感覚を与えてて、信頼を集めてたのだと思うよ。

それに、ダンサーたちの健康面を気遣って医療セクターを作ったり、床の素材を古い木製から、足のショックを和らげる素材に変えたりといったダンサー目線にたった大英断もしてるのはさすがだよね。なぜこれまでしてこなかったんだと思うよ!

 

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kuro

でもは、ミルピエがパリを去るのは、ナタリー・ポートマンがパリに住むのが嫌になって慣れ親しんだアメリカに帰りたがったってゆーふーにも言われちょるよな。ミルピエに見限られたパリオペラ座。今後が心配だじょな。

 

tagosaku

ミルピエのおかげで変わりそうだった封建的なパリオペラ座が、結局は元の木阿弥。たごさくは、残念でならないよ!映画観ながらクロワッサンやけ食いしてやる!!もそもそ。

kuroshiroぎゃーやめでぐりー!

 

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kuro

オペラ座ダンサーってよ、みんな同じ背丈の体型で、個性もなく人形が集まったみたいでよ、なんか気持ち悪くて気に入らんじょ。まだリヨンオペラ座のが人間身あるよな。ほかのダンスカンパニーのが8頭身じゃなくってがりがりじゃなくってもよ、よっぽどいいよな。

 

shiro

そうなんだけどね、そういうのがちょっとおかしいと思ったミルピエは、エトワールとか関係なしに、個性的で情熱的で将来性のあるダンサーたちを選んでるんだよ。煌びやかな衣装じゃないボロボロの練習着なのに、踊る姿がとっても美しかったぁ。

 

tagosaku

舞台で踊る姿しか観たことなかったけど、作品作りの裏側の試行錯誤がちょこっと覗けて面白かったよね。ミルピエに振り回される、秘書のおしゃれな女性もギャグマンガみたいにコロコロしてて可笑しかったよね。

 

shiro

ミルピエファンはもちろん、バレエやダンス好きな人たちも大満足な作品だと思うよ!日本でも公開されるといいね!!

 

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